TALK05
【代表取締役インタビュー!】大手人材会社から一心発起して起業。創業エピソードや現在進行中の取り組み、これからのビジョンまでリアルな過去現在未来を公開!
こんにちは。G.A.コンサルタンツ株式会社(以下GA)の人事担当、安西です!
今回は、弊社の代表にインタビューしました!
代表がGAを創立したきっかけやこれまでの苦労やこれからのビジョンについて根掘り葉掘り聞きました。
せっかくなので本日は弊社社内での呼び方「勝本さん」で、呼んでいきたいと思います。
勝本 健司
- 未選択
- 代表取締役CEO
1988年に株式会社リクルートに入社。7年後に退社し、G.A.コンサルタンツ株式会社を設立。
SESSION 01
本日はよろしくお願いします!
早速ですが、勝本さんが経営者になろうと思ったきっかけを教えてください。
-
勝本
私の実家は淡路島にあり、両親は乾物屋を営んでいました。
当時、後を継ぐつもりだったため、大学卒業後は中央市場で修行をしていたんです。
将来を考えていた矢先、リクルートに勤めていた学生時代の親友に
「若いうちから経営者と話せる環境だからとても勉強になるよ。入社してみない?」と
誘われた私は、経営の勉強のためリクルートへ入社しました。
会社という組織の中で仕事をすることは楽しく、出世を経験したり目まぐるしく成長していた時期でしたね。
話は少し戻りますが、私の両親は一生懸命に仕事をしていました。ただ、仕事を通じていろいろな経営者を見ているうちに、
実家を継ぐために帰るか迷いが生じてきました。
なぜならば同じ努力をしても、ステージが違うと報われ方も違うことを感じ始めていたからです。
SESSION 02
それは少し複雑ですね。
その後、「ベトナム」と出会うまでにどんな経緯があったんでしょうか?
-
勝本
はい。1992~1994年の間に3回上海に出張に行きました。
そこで何もない更地が、半年間で高速道路になるなど、発展途上国が前進していくスピードの速さに衝撃を受けました。
同じくらいのタイミングで当時、私の仲の良いお客様であった若い社長から「ベトナムで工場を作ろうと思うんだけど、一緒に来ないか?」と視察に誘われました。
ちょうどベトナムが注目され始めた時期だったので有給休暇をとり、興味本位で同行しました。
そこでベトナムという国に魅力を感じ、この国とビジネスする事業を起こしたいという強い気持ちが芽生えました。
そのため、実家の後を継ぐ前に一度自分の力を試したいとも思ったのでリクルートを退社。
一心発起して起業をしました。
SESSION 03
まさに人生のターニングポイントともいえそうですね。
そんな勝本さんが、仕事で大事にしていることはありますか?
-
勝本
たくさんありますが、大きく分けて2つあります。
1つ目は「事業は思惑通りには進まないのが前提」と捉える事です。
近年で言えばコロナウイルスがそうですが、世の中、想像もつかない事が起こる。仕事も同じで予定通りにいかない事が多々ある。そんな場合も狼狽せず、第二・第三のシナリオを常に考えて置く。最悪のシナリオの場合の備えも怠らない。特に大きな壁にぶつかった時は、実力よりも運が助けてくれる時もある。
振り返ると、今までやってこられたのは、リクルート時代に切磋琢磨して高めあった仲間やお客様、今のGAの仲間に出会えたからだと思っていて、心から感謝をしています。
だからこそ自分は「運」が強いと感じるし、引き寄せられる方だと思っています。
2つ目は「隗(かい)より始めよ」という中国のことわざを大事にしています。
「近くの人間から大事にせよ。その噂が広まって良い人材が集まり国が栄える」という意味です。
なので、社員やビジネスパートナーなど自分と関わる近しい人を大事にすれば、自然と会社は大きくなっていくと考えています。 -
人事
人生全般において教訓になりそうです。
特に2つ目、普段の勝本さんとリンクして腹落ちしました。
SESSION 04
現在のGAの課題はありますか?
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勝本
会社の使命は「永続すること」だと考えているので、GAを100年、200年と続いていく企業にしたい。
そう考えると、課題は山ほどあります。次の世代に会社を引き継ぐ準備が最重要課題です。会社が永続する為の仕組みづくりや整備、次世代の人材育成が重要と感じています。
それぞれ着手はしています。最近だと「社員持ち株会」をつくりました。社員自身が株主となり経営者を監視する制度にすることで、ひとりひとりが経営に参画して欲しいという願いからです。
ほかには社長や役員の決め方や昇進のルール、評価制度の改善を急いでいます。ちょうど役員や各部署のマネージャーに評価制度運用の改革を提案したばかりで現在進行中です。全員が納得する評価制度を作成することの難しさに直面しています。
各部のマネージャーからしたら当然、自分の部署やメンバーが評価されたいと思うのはごく自然なことですよね。しかし経営者の立場としては、全員が公平で納得する仕組みづくりをする必要があります。最近はこのことを考えすぎて、休みの日でも頭がいっぱいですよ(笑)
企業理念の落とし込みや経営をする上での考え方をどのように次世代のメンバーに引き継いでいくかは常に考えています。 -
人事
改めて次世代に向けた仕組みづくりを、今まさに急ピッチで考えてくださっているんですね。今後の事業展開やビジョンについてはどう考えていますか? -
勝本
3年以内の中期目標として、1つ目は、拠点の拡大です。海外も国内も。
これまではベトナム1本でやっていましたが、今後はポストベトナムを加速させていきたいと思っています。
現在インドネシアでは英語学校の運営、ミャンマーでは日本語学校の運営をしており、両国ともに現地法人を持っていますが、地盤をしっかり固めたのちにベトナムに匹敵する規模にしていきます。
現地で事業をつくり、現地に支社があってGAの仲間がいるという状況が理想ですね。
人材メインのビジネスモデルではありますが、何よりもまずは「国とのつながり」を一番に大事にしていきたいです。
2つ目は新規事業の展開です。
事業開発部を設立し、人材ビジネス以外の事業にも取り組んでいます。
現在は私が新規事業を提案したり、ビジネスパートナーから声をかけてもらったりしていますが、今後はメンバー主体で新規事業開発をしているという状態にしたいです。
ゆくゆくは新規事業の開発も仕組み化したい。それに伴い、事業開発について社員が理解を深められるような教育機会を作りたいと考えています。M&Aも含め、事業拡大の機会は常に覗う企業文化を持ちたい。 -
人事
未来のことを考えるとわくわくします!入社したらどんなスキルが身につけられると思いますか? -
勝本
人材ビジネスの仕組みや経営に関するスキルですね。
経営者のような高い視座を身につけることができ、物事を深く考えることができるようになります。GAではこのことを「皆経営主義」(カイケイエイシュギ)と呼んでいます。
人間的な成長の観点で言えば、ビジネスをする上でのマインドや信頼関係構築能力を身につけられます。
営業職で身につくスキルは、商談設計力、事前準備の段取りや状況把握能力、人に信頼してもらえるようなコミュニケーションスキル・プレゼンテーションスキルですかね。 -
人事
確かにそうですね。どのように成長していけるとお考えですか? -
勝本
成長って過去の努力や残して来た実績を振り返った時に初めて実感するものだと思うんですよね。
だからこそ困難や苦労を避けずに経験することが成長への近道だと考えています。きつければきついほど乗り越えた後の達成感も大きくなります。
GAに身を置けば、間違いなくそういう経験ができるので成長できるし、切磋琢磨して成長したいと思える仲間もいますよ。
SESSION 05
最後に!
どのようなマインドの方と一緒に働きたいですか?
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勝本
起業家精神のある方。将来的に起業するかどうかは別として、向上心や競争心、何かを成し遂げたいという気持ちが強い方ですね。
新卒の方の面接をしていて、「自分の力を試したい!」という意思がある学生が入社してくれています。
そういうマインドの方は、GAのカルチャーにフィットするんじゃないかなと思いますよ。
自分次第で色んなことができる環境であることは間違いないので、自己成長したい!という方はぜひお待ちしています。
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