ベトナム人エンジニアのレベル感

近年、ベトナムはCAD（コンピュータ支援設計）市場の急成長に伴い、多くの優秀なCADオペレーターや設計開発者を輩出しています。彼らは建築、製造、機械工学など多様な分野で重要な役割を果たしています。そのような優秀な人材を輩出すべく弊社では、現地大学と提携を行い、日本で働くことを目指す人のためのクラスを開講しています。それを、「GAクラス」と呼びます。このGAクラスで1年間勉強した人材を採用することが可能です。今回はGAクラスを卒業し、現在エンジニアとして就労しているLE THANH BINHさんにインタビューをしました。

来日したきっかけ

私は、6年前GAクラスを卒業し、日本に来日しました。現在は、来日した時に入社した株式会社キドでエンジニアとして働いています。主に図面の作成を行っており、最近ではタンクの製図などを担当しています。私は、親戚や友人の勧めでGAクラスに入ることを決めました。当時、私はホーチミン市技術師範大学で機械工学を学んでいました。もともと日本のアニメや文化が好きでしたが、日本で働きたいと思ったのは、自身の先輩が日本で働いていることを知ったからです。ベトナムでは多くの製品が日本製であり、その技術の素晴らしさを実感していました。私も日本の技術を学びたいと思い、日本に来ることを決意しました。

長く働きたくなる環境

私はこの会社で働けることを本当に幸運だと感じています。来日前は、こんなにも長く日本で働くとは思っていませんでしたが、気づけばあっという間に6年目に突入しました。これも、私が好きな環境で、心から楽しめる仕事をしているからだと思います。会社からの期待を感じることで、自分の成長へのモチベーションにつながっています。例えば、良い仕事環境を整えてくれたり、外部の講習にも参加させてくれるなどです。そのおかげで、私は日々新たなスキルを身につけ、自信を持って仕事に取り組むことができています。

淡路島という美しい場所に暮らせることも、私にとって大きな喜びです。綺麗な海を眺めながら散歩に出かけたり、自然の中で過ごす時間は、心の安らぎを与えてくれます。会社の人たちは、地元の習慣や文化についても教えてくれます。この会社には、私以外にもベトナム人がいますが、私たちが安心してこの地で生活することが出来ているのは会社の皆さんのおかげです。これからも会社の期待に応えられるよう、努力していきたいと思っています。

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