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在留資格「技術・人文知識・国際業務」とは|ベトナム人新卒エンジニアインタビュー
在留資格「技術・人文知識・国際業務」
よく耳にするエンジニアビザとは?
エンジニアビザとは、外国人を設計や開発などの高度な技術者として採用する場合の在留資格です。正式な在留資格名称は、「技術・人文知識・国際業務」と言い、この3つの分野の中でも技術の部分に該当します。このビザは、日本企業が求める外国人専門職を採用しやすくするために作られたもので、IT分野や技術分野での需要が特に高まっています。有効期間は、3ヶ月、1年、3年、5年のいずれかで発行され、更新も可能です。ビザの期間は、申請者の職務内容や企業の安定性、労働条件などによって決定されます。
エンジニア在留資格者数
この図は、2024年6月末時点で日本に在留している外国人を在留資格ごとに分類し、その構成比を円グラフで示したものです。永住者、技能実習に次いで技術・人文知識・国際業務の在留者割合が高くなっています。エンジニアビザは主に以下のような職種での就労が可能です。
- ITエンジニア:ソフトウェア開発、プログラミング、システムエンジニアリングなど
- 機械・電子工学:設計、研究開発、製品開発など
- 人文知識分野:法律、経済、社会学、心理学などの専門知識を活かす職種(例:マーケティング、翻訳)
- 国際業務:通訳、海外対応の営業、外国文化や言語の知識を活かす職種
エンジニアビザ取得の条件
エンジニアビザ取得のポイントは、申請者の専門性(学歴や職歴)と企業の事業内容、職務内容が一致していることが重要です。審査では、学歴や職歴が職務にどれだけ関連しているかが重視されるため、不一致があると不許可になるリスクが高くなります。弊社では、企業様の事業内容、職務内容をヒアリングしたうえで、その事業領域にマッチする人材をご提案しております。
GAクラス 新卒エンジニア紹介
GAクラスとは?
弊社は、ベトナムのトップクラス国立大学との提携を通じて、日本での就職を目指すエンジニア志望の学生を対象としたクラスを無償で開講しています。このクラスをGAクラスと呼び、入構できる希望者は成績と面談で総合的に判断した上位20%のみです。GAクラスでは、1年間の充実したカリキュラムを提供しており、学生たちが日本での就労に必要なスキルや知識を習得できるよう支援しています。主なプログラム内容として、日本語の言語教育や、日本での生活の基礎知識、文化的な適応力を身につけるための指導が含まれています。
このクラスの目的は、学生たちが日本の社会や職場環境にスムーズに適応し、活躍できるようになることです。そのため、専門的な日本語能力だけでなく、日常生活で必要なコミュニケーション能力や日本での習慣、マナーについても幅広く指導を行っています。カリキュラム修了後には、日本での就職を希望する新卒の優秀な人材をご紹介することが可能です。これにより、企業様は即戦力となるグローバル人材を採用する機会を得られ、学生たちも夢の実現に向けたキャリアをスタートできるWin-Winの環境を構築しています。
提携大学
国立大学
- ハノイ工科大学
- ホーチミン市工業大学
- ホーチミン市技術師範大学
- ホーチミン市工科大学
弊社サポート
弊社では、ベトナムをはじめとするアジア各国での面接をお客様のご要望に基づいてセッティングいたします。現地の候補者と直接対面いただける機会を提供することで、より詳細なスキルや人柄の確認が可能です。面接を経て、候補者が企業様のニーズや求める人材像にマッチすると判断された場合には、内定となります。その後、候補者がスムーズに日本での新生活をスタートできるよう、弊社が来日に関わる一連の手続きを全面的にサポートします。安心して入社を迎えることで内定辞退率を下げます。これにより、企業様は採用に関わる煩雑な手続きの負担を軽減しつつ、優秀な人材を安心して迎え入れることが可能です。また、候補者自身も弊社のサポートを通じて、来日後の環境に迅速に適応できるようになります。
GAクラスインタビュー①
GAクラス21期のクラス長、TRAN NGUYEN THANH TANさんにインタビューをしました。
TANさんは、ホーチミン市技術師範大学で動力機械学を学びました。すでに、日本の企業に内定済みで2025年に来日予定です。
ベトナムでの経験を活かし日本で輝く
ホーチミン技術師範大学では、機械工学と電気電子工学、プログラミングを専攻していました。特に自動車のエンジンやモーターの仕組みに関心を深めてきました。大学でのインターンシップでは車のメンテナンス技術や機械の使い方を学び、技術者としての基礎をしっかりと築きました。また、プログラミングコンテストでの入賞や長時間かけて書き上げた論文など、チャレンジングな大学生活は、将来の成長に欠かせない経験になったと思っています。日本でより高度な技術を学び、私を受け入れてくれた会社に貢献していきたいと思います。
夢に向かう出発点日本への第一歩
私は、ベトナム南部のドンタップという豊かな自然とメコン川に囲まれた環境で育ちました。幼少期から車の修理を仕事とする父の姿を目にし、技術に興味を抱くようになりました。父の手伝いをするうちに魅了されていき、技術を学ぶ道に進むきっかけになりました。また、日本文化への興味も高校時代から芽生え、日本映画や漫画の影響で日本の平和な文化に憧れを持つようになりました。日本の技術は進んでいるということを知り、学びたいと思うようになりました。2014年に公開された「今日は会社休みます」というドラマが好きで、ますます日本企業で働く自分を夢見るようになりました。私は、会社休みませんけど(笑)
日本で成長し続けるために
仕事を頑張ることは勿論ですが、私は謙虚に礼儀正しくいることを大切にしていきたいと思います。日本とベトナムの文化は似ている部分があります。そのひとつの礼儀で例えば、日本では家を出るとき、「行ってきます」と言い、送り出す人は、「行ってらっしゃい」と言います。また、ご飯の前には「頂きます」と言います。ベトナムも同じで、日々の小さなことに感謝して挨拶をします。そのような小さな幸福に感謝して、仕事も生活も頑張ろうと思っています。
GAクラスインタビュー②
GAクラス22期のクラス長、NGUYEN TAT THANHさんにインタビューをしました。
THANHさんは、ホーチミン市技術師範大学で動力機械学を学びました。すでに日本語レベルN3を取得しており、これから日本の企業の面接予定です。
自分自身の価値を証明する準備はできている
ホーチミン技術師範大学では、機械工学と電気電子工学、プログラミングを専攻していました。特に自動車のエンジンやモーターの仕組みに関心を深めてきました。大学でのインターンシップでは車のメンテナンス技術や機械の使い方を学び、技術者としての基礎をしっかりと築きました。また、プログラミングコンテストでの入賞や長時間かけて書き上げた論文など、チャレンジングな大学生活は、将来の成長に欠かせない経験になったと思っています。日本でより高度な技術を学び、私を受け入れてくれた会社に貢献していきたいと思います。
大変なことも楽しいことに変える力
私はベトナム中部のハティンで生まれ、南部のドンナイで育ちました。父は建設現場の作業員、母は縫製工場で働く共働きの家庭で、両親が懸命に働いてくれたおかげで、私は大学まで進学することができました。弟がいたので小さい頃から弟の面倒を見ながら勉強する毎日でしたが、その分家族の絆を強く感じ、どんな大変なことも楽しい思い出に変わっていきました。大学生になってからは、学業と並行してアルバイトをし、働くことや社会について学ぶ機会も得ました。忙しい中で効率よく時間を使うコツを身につけ、成長することができたと感じています。今では、日本で働き、家族を助けることが私の夢です。両親が私にしてくれたように、今度は私が家族に恩返しをしたいと思っています。
日本が大好き
日本に興味を持ち始めたのは中学生の頃です。SNSやYoutube等のコンテンツが普及し日本のことを目にする機会が増えました。特に、日本の景色には心惹かれました。私は、日本に行ったら生け花と三味線をやってみたいと思っています。GAクラスでは、日本人の先生がおり色々な日本の伝統文化を教えてくれます。日本へ行くことはとても遠くて大きな目標だと思っていましたが、先生方や周りの同じ夢を持つ仲間のおかげで頑張れています。面接がこれからなので更に気を引き締めて頑張りたいです。