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【成功事例インタビュー】外国人採用の成功事例のインタビューと取り組みポイントを紹介!

昨今、日本の労働人口は減少の一途をたどっており、国内には外国人労働者が増えてきています。
しかし、外国人採用をまだ行っていない企業にとっては実際にどのような事例があるのか、気になるのではないでしょうか。

今回は、「技術・人文知識・国際業務」のビザで外国人エンジニアの採用を成功された企業のインタビューを掲載します。

外国人採用成功事例①

●株式会社S社(製造業・制御盤や配電盤の設計、製造)
<企業情報>
勤務地:神奈川県
創業年:1950年
従業員数:30名程度

Q.1 外国人採用のきっかけは何でしたか?
A. 日本人の若年層の大手思考が年々強くなっており、採用が難航していました。
また社内の高齢化に伴い、若い世代へ如何に技術継承していくかが課題になっていました。

Q.2 外国人エンジニアに期待していたことは何でしょうか?
A. 電機の知識をもった大卒の若い人材が、弊社の設計力増強に貢献してくれることです。

Q.3 外国人採用に対して不安に思っていたことはありますか?
A. 早期退職が不安でした。
長く勤めて、技術を身に付けていってほしい思いがありましたが、転職や、外国人のため帰国を余儀なくされるケースもあるのでは、と不安に思っていました。

Q.4 入社3ヵ月目の会社の評価はどうでしたか?
A. 社員との1:1のコミュニケーションには支障がなく、 専門用語も大学で学んだ知識があったので、仕事の指示を出すことはできた。
週末はG.A.コンサルタンツの通訳が紹介した日本語センターに通って勉強しており熱心でした。

Q.5 入社3年が経った頃の評価はどうでしょうか?
A. 日本語はメキメキと上達し、社内の方との会話に支障がありません。
仕事面でも一定期間現場研修をし、現在は設計図面を担当して、 設計者として活躍中です。
月に1回ある社内の設計の勉強会で課される課題では、いつも1番精度の高いものを提出し、他の社員の意欲向上にも繋がっています。

外国人採用成功事例②

●株式会社G社(製造業・FAシステム製作)
<企業情報>
勤務地:三重県
創業年:1998年
従業員数:50名程度

Q.1 外国人採用のきっかけは何でしたか?
A. 弊社ではお客様の多様化する自動化ニーズに対応するべく、 FA・メカトロ事業の強化を目標と掲げていましたが、 国内の若者のエンジニア離れによって、 優秀な人材確保が難しくなっていたため。

Q.2 外国人エンジニアに期待していたことは何でしょうか?
A. 先端技術を学べる日本で自身の技術を磨きたいという意欲や向上心があることです。
またそれによって、自社の事業拡大と社会貢献に繋がっていくことを期待していました。

Q.3 入社3ヵ月目の会社の評価はどうでしたか?
A. 社員の方からの評価は、すごく真面目で、とにかく頑張り屋さん、ということでした。
平日の就業後も、片道自転車で30分以上かけて、 日本語ボランテイア教室へ通い、1年でJLPTのN2を取得しました。

Q.4 採用による効果はありましたか?
A.  本人都合で帰国を余儀なくされることもあるが、それをチャンスと捉え、帰国予定のベトナム人社員と協力してベトナム進出を実現しました。
現在は、ベトナム工場と連携をしながら、日本の慢性的なエンジニア不足をベトナム人エンジニアの定期採用によって補っています。

外国人採用の成功ポイントは?

募集段階~面接までの取り組み

「技術・人文知識・国際業務」など、長期で日本での就労が可能な外国人採用の際に重要となるのが、キャリアプランです。
専門的な知識を活かして日本でさらなるスキルアップを目指す人材にとって、「この会社で働けばどんなスキルを身に付けて活躍することができるか」は重要な指標になります。

事前に入社後のキャリアプラン(誰のもとで、何の仕事をさせて、どうなってもらいたいか)を現場の方を含めて検討することが大切です。

面接~入社までの取り組み

海外からの招聘で外国人材を採用する場合には、入国・入社までに約半年程度かかります。
入社してから早く活躍してもらうためにも入国準備中の学習も欠かせません。

オンラインで日本語会話の時間を設けたり、会社の機械や設備の用語を覚えるための課題を出したりすることも効果的です。

いち早く仕事を覚えるための教育

外国人採用が初めての企業では、教育体制が万全ではないというお声もよくいただきます。
効果的な取り組みの一例として、仕事で分からないことはメモし、日本語で自分用の手順書を作成させて確認することもあります。
エンジニア自身が手順書を作成するためことで日本語力も同時にアップすることができます。

いかがでしたでしょうか?

外国人雇用に関するお悩みなどありましたら、G.A.コンサルタンツにご相談ください。