USEFUL
INFORMATION
お役立ち情報

  • 特定技能

特定技能制度における登録支援機関とは?役割や選び方を解説!

この記事では、特定技能制度において重要な役割を果たす「登録支援機関」について解説します。
特定技能制度とは、日本の労働力不足を補うために多くの企業で活用されている外国人雇用の新制度です。その中で、登録支援機関は特定技能者に対して生活や業務の支援を行う機関を指します。
特定技能は、技能実習生に比べて自由度が高く、支援の必要性も一部なくなる点がありますが、10の支援も必要だと定められています。
ルールや内容を理解していないと、正しく特定技能を雇用することができません。
本記事では、登録支援機関が果たす役割や必要性、登録支援機関の選び方などについて、詳しく解説していきます。

特定技能に必要な支援とは?

特定技能制度では、外国人材と受け入れ企業が互いに安心して働けるように、10の義務的支援が設けられています。

特定技能制度の10の義務的支援


これらの支援は、特定技能者が十分に理解できるように母国語での案内などを行う必要があります。
そこで、自社に通訳を抱えていないなど、支援を行うことが難しい場合に、登録支援機関に支援を委託するという方法があります。

登録支援機関とは?

登録支援機関とは、独自の外国人材教育プログラムや就労支援のノウハウを持ち、特定技能者が、円滑な就労を行うためのサポートを提供しています。
また、登録支援機関は、出入国管理局長の許可が必要であり、2023年4月時点で8,083件が登録されています。
特定技能制度において、登録支援機関は非常に重要な役割を担っており、特定技能者と受け入れ企業双方が満足のいく雇用にできるよう、支援体制を整えています。

特定技能の支援は登録支援機関に依頼した方がよい?

特定技能の支援は受け入れ企業が行うことも可能ですが、登録支援機関に委託した場合に以下のようなよい影響があります。

① 日本語教育や職業訓練の提供

機関にもよりますが、登録支援機関は、特定技能者のみならず外国人労働者の支援実績を持つところが多いです。そのため特定技能者への日本語教育や就労に関わる教育も行うことができます。
受け入れ企業独自の企業文化やルールなどをヒアリングし、特定技能者にも指導を行います。
受け入れ企業と特定技能人材の間に立つ存在として、双方が満足のいく支援を行うことができます。

② 手続きのサポート

登録支援機関は、特定技能者の就労に必要な届出書類の作成や提出などの手続きについてサポートを行います。
特定技能制度では、就労資格の申請だけではなく入社後にも書類届け出が必要となります。
受け入れ企業だけで必要な書類の回収から、申請書類の作成まで行うのはかなり時間がかかる作業になってしまうため、登録支援機関に依頼することで、安心して特定技能を受け入れることができます。

③ 安心して就労できる環境の提供

登録支援機関を活用することで、特定技能者は安心して就労できるようになります。
自社支援ではなかなか目の行き届かない日常生活に関する指導や教育を登録支援機関に依頼して行うことで、近隣とのトラブルなども予防することができます。
また、慣れない土地で生活を始める特定技能者にとっても安心できる環境となります。

登録支援機関の選び方は?

2023年4月時点で8,083件登録されている登録支援機関を選ぶ上で、以下の点がポイントとなります。

① 登録支援機関のサポート内容を比較する

登録支援機関によっては、提供されるサポート内容が異なる場合があります。また、受け入れ企業様によっても必要な支援サポートが異なります。
自社に必要な支援のサポートは何なのか、また、登録支援機関がどのようなサポートを行っているのか事前に確認することで適切な登録支援機関を選ぶことができます。

② 通訳や翻訳などのサポートを提供しているか確認する

外国人雇用を始める上で大きな不安となるのがやはり言語面です。
特定技能制度における支援は、受け入れ人材の言語での支援が前提となっています。
登録支援機関はそれぞれ支援可能な言語がありますので、受け入れ予定の人材の国籍での言語サポートがあるのかを確認しましょう。

③ 登録支援機関の実績や評判を確認する

登録支援機関を選ぶ上で、特定技能制度の創設以前から外国人就労支援を行っているかどうかを確認することも1つポイントといえます。
特定技能制度の創設以前から、その他の就労資格で外国人就労支援を行ってきた実績のある登録支援機関では、外国人雇用に関してもノウハウを多く持っており、安心して依頼することができます。
G.A.コンサルタンツでも、特定技能制度創設以前よりアジア人材に特化して外国人就労支援を行っており、28年目となります。豊富な外国人就労支援経験を活かして、特定技能者と受け入れ企業様が満足できる支援を行っております。

まとめ

日本の人手不足解消のため新設された特定技能制度では、即戦力人材の採用ができることで多くの企業で受け入れが進んでいますが、受け入れには支援体制も必要となります。
特定技能人材の能力を最大限に発揮するためにも、登録支援機関は重要な存在です。
登録支援機関の実績やサポート内容などを事前に確認して自社にとって最適な登録支援機関を選択しましょう。
特定技能人材の受け入れや支援についてのご相談は、お気軽にお問い合わせください。

特定技能外国人紹介および支援についてのサービスはこちら