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外国人材、習得した技術・経験はどのくらい?

外国人材、習得した技術・経験はどのくらい?

「外国人材ってどのくらいの技術を持っているのか分からない・・・」
「単純作業のイメージがあるけれどどんな業務を任せることができる?」

外国人雇用に関して、こんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
今回は、外国人材の技術力のイメージをうまくつかむためのコツをご紹介します!

単純作業しかできない?

製造業のS社は、外国人雇用について初めて導入を検討中。
S社では長年勤務していた技術者が退職してしまったので、単純作業に加えて技術力が必要な業務も任せたいと考えていた。
そこで、他の在留資格に比べて作業範囲の限定が少ない特定技能という在留資格の人材の採用を希望。
しかし、S社は元より外国人雇用に関して、単純作業に従事する人材というイメージを持っており、自社の期待する人材に合致しないのではないかと不安を抱いていた。

技能実習生時代の経験をもとに選考

そこで、特定技能者の技術力は技能実習生時代にどんな環境でどこまでの作業を任されていたかが影響されることを伝え、選考プロセスにおいて技能実習生時代の経験を詳しくヒアリングすることを取り入れた。

例えば、量産製品の加工に従事していた場合や、技能実習生が多数いる企業などで働いていた場合は、簡単な指示を理解し、指示通りに仕事を行うこと、同じ作業を繰り返す仕事に慣れている人材が比較的多い。
したがって、S社は広範囲な業務を任せられる人材を採用したかったため、技能実習生時代に多様な仕事に携わった経験のある候補者に焦点を当てることにした。

応募者をS社に提案する前に、技能実習生時代の経験や業務内容について通訳を通して詳細にヒアリングし、色々な仕事を任せられていた候補者に絞って提案。

その結果、S社ではこれまでの多様な経験を活かしつつ、S社でも新しい仕事に積極的に挑戦する人材を採用することができた。

技能実習(前職)の経験を詳しく聞こう!

今回の事例からも分かるように、選考時のヒアリングを工夫することで、より明確に面接者の技術力を知ることができます。

例えば、面接で「●●ができます」といっても、人それぞれ「できる」と考えるレベルが異なる為、どんな作業がどの程度できるのか判断するのは難しさがあります。
具体的に、技能実習(前職)の仕事内容、技能実習生が何人所属していたかなどの就労環境、職場でのコミュニケーションなどについて実際の経験をヒアリングすることで、候補者の技術力(・経験)を把握することができます。
このようにヒアリングを工夫することで、貴社のイメージに沿った技術力を持つ人材が見つけやすくなります。

特定技能人材を採用する時に確認すべき点については、以下の記事もご参照ください。

https://gagr.co.jp/news/specified-skill/2528.html

外国人雇用についてお困りのことがありましたら、ぜひお問い合わせください。