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外国人はすぐ転職する?長期雇用の事例を紹介!
「外国人ってすぐ辞めるんでしょ?」
「期間の制限があるし、すぐ帰るって聞くし・・・」
「給料が良いところがあればすぐに転職するのでは?」
外国人採用に対して、こんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんなお悩みを乗り越えた企業様の事例をご紹介します!
若手人材の不足と管理者の採用難
大阪にあるS社は、工事現場の元請け。
海外にも法人を作っており、会社の成長の為にも数多くの工事を行いたいと考えていた。
ただ、職場の平均年齢も上がってきており、現場の活気が以前よりなくなっていていた。
また、現場を取りまとめる存在である施工管理者が不足しており、採用も難航している状態。
若手の施工管理職を増やして、より多くの現場工事を行い、会社の活気を取り戻していきたいと考えている中、G.A.コンサルタンツにベトナム人施工管理者の紹介をしてもらうことを検討。
外国人は転職したり、すぐに辞めたりすると聞いていた
一方、S社は技能実習生を雇用していた。
技能実習生は転職が原則できないビザだが、施工管理職の人材は「技術・人文知識・国際業務」のビザで採用ができると紹介を受けた。
彼らは期間や転職の縛りがないので、他に好条件好待遇の企業があればすぐに転職するのではないかと不安に。
また、ベトナム人同士は独自のネットワークで情報収集をするとも聞いていたため、せっかく採用してもすぐに転職してしまうのでは、ということも心配に。
実際に、採用したベトナム人施工管理者のうちの1人は「やる気があまり感じられない」と現場から不満の声を聞き、すぐに辞めてしまうのではと思っていた。
会社の思いを伝え、本人たちの来日目的を思い出させ再奮起!
そこで、周囲から不満の声が上がっているベトナム人社員とS社、そしてGAで3者面談を行うことに。
S社の社長がこれから会社をどのようにしていきたいか、そのために社員1人1人に何を学んでどうなって欲しいのか、しっかりと言語化して伝えた。ベトナムの各支社の支社長になって、もしベトナムに帰国してもS社で働けるようにしたい、せっかく日本に来たのだからS社で色々なことを学んで欲しい。と、S社の熱い思いを伝えた。
また、一方でベトナム現地の日本語教育から彼らを見てきたGAの日本語教師の協力も仰ぎ、「日本で建設技術を学んで人の役に立つ建物を作る」という彼らの当初の来日目的も思い出させた。
その結果、「やる気が感じられない」と言われてしまっていたベトナム人社員も今では「日本人の施工管理者よりもよく働く」と評価をいただき、昇給対象にまで名乗りを上げています!
人材に何を求めているのかをしっかり伝える!
外国人雇用において、会社側が人材に何を求めているのかを伝えることは非常に重要です。
少なからず言葉の壁もある中で、伝えることを諦めてしまっては外国人材も自分が必要とされているのか分からず、「給料が高い」「残業時間が少ない」など、表面的な情報だけで転職をする可能性が上がってしまいます。
また、G.A.コンサルタンツではベトナム現地の大学と提携し、半年から約1年間かけて日本語教育や学生との面談を行っています。
来日前のベトナム人材の様子や来日目的を知っているからこそ、入国後も企業様とベトナム人材双方が満足できるサポートをさせていただけています。