海外人材インタビュー
海外人材プロフィール
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KARGANILLA DHIZON ROJO さん
国籍:フィリピン
目次
モノづくりの本質を求めて
岡山の新来島サノヤス造船でパマナ運河を航行するような最大クラスの商船を造っています。新しいことに挑戦したり、知識を得ることに貪欲なDHIZONさんは、日本で夢だったエンジニアに近づく為に毎日がワクワクしています。
日本の技術力を
DHIZONさんはフィリピンルソン島のテューバの出身です。マニラから車で3時間半北に進む山あいの町で生まれ育ちました。子どものころは、ストリートバスケやバトミントンで友達と遊ぶ活発な子でした。将来の夢はエンジニアになることで、専門学校に進み機械系の勉強をしていて実習もしていました。その後、就職したところは地下鉱山。本当に辛い仕事で、真っ暗な地下で体力勝負、夜勤もあり人生で一番キツかった。それでも2年半は頑張ったそう。モノづくりがしたくて、実習生として日本へ行こうと決心しましたが、内定が出るまで家族には内緒にしていました。日本行きが決まり、両親に伝えるととても驚いていましたが、頑張ってこい!と声をかけてくれました。もともと日本のアニメが好きで、ワンピースや鬼滅の刃、キングダムを読み日本語も勉強しています。今度N1級に挑戦するほど日本語が堪能です。ようやく日本のモノづくりの現場に関わる事ができて、今は技能を磨き日々充実して仕事に取り組めています。
2号取得は通過点
DHIZONさんは2024年2月に特定技能2号試験に合格し、次のステップに進んでいます。もっと深く仕事を理解したいと、フィリピンの専門学校の通信課程でエンジニアの勉強をする為に、自身でエントリーの方法を調べたりなど手続きを進めているところだそう。夢だったエンジニアに近づく為に、仕事で得る技術と知識をもっと吸収して成長したいと考えています。