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『シンガポール:シンガポールが2029年SEA GAMESの開催地』

シンガポール国立オリンピック評議会(SNOC)とシンガポール・スポーツ評議会が5月12日に発表した共同声明によると、シンガポールが2029年SEA GAMES(シーゲーム)の開催地となった。シンガポールでの開催は14年ぶりとなる。

SEA GAMESは東南アジアスポーツ連盟が主催する総合競技大会で、現在第31回SEA GAMESがパンデミックの影響により1年遅れでベトナム・ハノイで開催中。2025年にはタイ、2027年にはマレーシアで開催予定。シンガポールでの開催は5回目となる。過去の開催は1973年、1983年、1993年、2015年の4回。

2015年には金メダル84個、銀メダル73個、銅メダル102個という過去最高の成績を収めた。2015年大会では11か国から7,000人以上の選手と役員が参加し、36競技402種目を競った。2015年6月5日から16日の大会開催に、3億2,450万USDの予算が割り当てられ、最終的な純費用は同金額を6,040万USD下回った。

エドウィン・トン文化・地域・青年大臣兼第二法務大臣は、地元選手が「地元の強いサポート」を受けることができ、SEA GAMESの精神は、あらゆる階層のシンガポール人を集め、選手たちを応援し、団結させ、国の結束を強めることができると述べた。また2015年SEA GAMESの成功に続き、2029年の第35回SEA GAMESもシンガポール人にとって決定的な瞬間となり、国のホスピタリティを紹介し、東南アジアの近隣諸国との関係を強くする機会になることを確信していると述べた。

参照:THE STRAITS TIMES、12/05/2022