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『ベトナム:日本はベトナムを主要な経済パートナーと1つとみなす』

日本は政府開発援助(ODA)、投資、貿易、労働、観光など様々な分野でベトナムの主要な経済パートナーの一つであると、ボー・バン・トゥオン国家主席は、ハノイで行われた上川陽子外務大臣とのレセプションで述べた。

日本とベトナムの100組近くの地域が様々な分野で協力しており、約50万人のベトナム人が日本に住んでいる。
地域および国際問題に関して、トゥオン国家主席は、ベトナムは日本と協力して2023年末に予定されているASEAN・日本首脳会議の成功に貢献する予定であると強調した。

上川外務大臣は、二国はデジタル化とグリーントランジションなどの新たな分野へ協力関係を広げることを期待している。
ベトナムは日本の外交戦略において重要な役割を果たしており、日本は今後も地域および国際フォーラムでベトナムと協力していく。

同日に、上川外務大臣はファム・ミン・チン・ベトナム社会主義共和国首相とも会談した。
同会談で、チン首相は、日本がベトナムに対し、道路や鉄道などの大規模な戦略的交通インフラプロジェクトのための新世代円借款を提供することを提案した。

同首相は、過去長年にわたってベトナムに提供された円借款に感謝し、ハノイ市とホーチミン市の地下鉄プロジェクトとホーチミン市のチョーレイ病院第2キャンパスプロジェクトを加速するために両国が協力関係を強化することを期待した。

ベトナムは外国人投資家、特に日本の投資家にとってより魅力的な国にするために、投資環境とインフラを維持し、業務手続きを簡素化し、労働力のスキルを向上させる。
一方で、同首相はベトナム企業が日本のグローバルサプライチェーンに参加できるよう有利な条件を整えるよう提案した。

上川外務大臣はチン首相に対し、日本政府はベトナムとの訓練協力を優先していると語った。 そのため、両国が協力し大学を建設し、それを二国間関係の象徴の一つに変えることを期待している。

参照:tuoi tre news、11/10/2023