岸田文雄内閣総理大臣に招かれファム・ミン・チン首相は11月22日から25日まで日本を公式訪問した。ファム・ミン・チン首相は岸田首相の就任後、初の首脳級賓客だった。　

チン首相は訪問後、両国の友好、信頼、協力関係は新たな段階に入るとの認識を示した。日越は経済、貿易、投資、科学技術、教育訓練、医療等の分野で協力を続ける。

チン首相は、数百社の日本の企業との対話会に出席し、数百億USD相当の約50の協定を締結した。また、ベトナムの今後の方針として、グリーン開発、自然との調和、ハイテクを優先する考えを示した。

医療分野に関しては日本がベトナムに政府開発援助（ODA）資金と医療機器を提供し、医療診断および治療能力を指導する。更に日本はベトナムに新型コロナウィルスワクチンを追加で約150万回分供与すると伝達した。日本がベトナムへ供与したワクチンの総数は560万回分以上となった。

参照：tin tức、26/11/2021