『ベトナム:経済回復につれ、幾つかの業界で採用が増加』
労働傷病兵社会省によると、2022年第1四半期にホーチミン市では36,500以上の新しい雇用が創出され、前年同期比1,800増だった。同期間に80,500人が仕事を見つけ、前年同期比4,100人増加した。
ホーチミン市の労働市場は徐々に回復しており、産業・建設業およびサービス業界での労働者が増加し、農業、漁業、林業は減少した。市内の490万の労働力の内、農業、漁業、林業はわずか0.96%、一方で産業・建設業は37.15%、サービス業は61.89%を占める。総合人材サービス企業アデコベトナム(Adecco Vietnam)が発表した2022年第1四半期の労働市場の最新情報によると、2022年第1四半期の採用依頼数は前年同期と同様だった。しかし求職者数と応募者数は前年同期比20%減だった。
製造業やサービス業ではビジネスを強化するための人材を探し続けており、顕著な労働力不足につながっている。新型コロナウイルス感染症で大打撃を受けた観光産業でも、3月中旬に国内外からの観光が完全再開され、人材の需要が増加している。
人材紹介会社ナビゴスグループ(Navigos Group)の調査レポートによると、給与は現在の会社に留まる理由のトップ3には入らないが、転職の際には最も重要な理由になるという。17%以上の回答者が給与が最も重要な要素となると回答し、仕事環境、向上の機会と続く。14%が3か月から12か月の間に転職を考えており、23%は近い将来には転職は考えていないと回答した。約42%の回答者が良い機会が訪れれば転職すると回答した。
同調査は27業種に従事する6,800人を対象として調査された。
参照:Vietnam+、26/04/2022