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『インドネシア:インドネシアが日本と新しい再生可能エネルギー協力を確立』

インドネシア政府は、新しい再生可能エネルギー(NRE)の開発に向けて、国際協力銀行(JBIC)との協力関係を確立した。
インドネシアのアイルランガ・ハルタルト経済調整大臣は、両国は、特にエネルギーとインフラ移行のためのタスクフォース設立のフォローアップとして、インドネシアと日本の協力によるエネルギー移行プログラムの活動案について話し合ったと述べた。

同大臣が火曜日に発表した声明で、インドネシアには二酸化炭素回収・利用・貯留(CCUS)として利用できる原材料が大量に埋蔵されており、日本はインドネシアの同分野の発展に最新技術を提供すると述べた。
ハルタルト大臣と国際協力銀行(JBIC)の林信光総裁は、ジャワ島の蒸気発電所(PLTU)に代わるカリマンタン島の水力発電所(PLTA)を建設すること、地熱発電の効率を高めること、緑と青のアンモニアからのエネルギー源を増加させること、CCUS に関する協力など、タスクフォースによって即時実施されるいくつかの協力についても合意した。

JBICの林総裁は、インドネシア政府が昨年G20議長国を務め、今年はASEAN議長国を務めていることを称賛した。

同氏は、JBICが環境に優しい経済(グリーン成長)の発展を通じて、インドネシアのエネルギー転換と気候変動緩和の取り組みを引き続き支援していく旨を伝えた。

同氏はまた、エネルギー転換に関連するすべての活動がタスクフォースを通じて直ちに実施されることへの期待を表明した。

インドネシア政府はこのタスクフォースに、経済調整省、関連省庁・機関、国有企業(SOE)、民間部門の職員で構成される専門家チームを任命した。 彼らは、JBICを通じて日本との協力を提案する活動を直ちに策定する任務を負っている。

参照:ANTARA Indonesia News Agency、26/09/2023