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【秘訣その10】外国人材との交流機会を作ろう!

近年、少子高齢化の影響で日本における労働力人口の減少が著しく、外国人採用を行う企業様は年々増えています。

外国人を雇用して、どのように交流を図ればよいのか考えている企業様も多いのではないでしょうか。
特に、外国人を初めて雇用する企業様や長期雇用を希望する企業様は、受け入れの際に不安を感じていらっしゃるかと思います。

今回は、社員とベトナム人人材との交流が、双方にとって良い影響を及ぼした事例を紹介いたします。

些細なコミュニケーションがきっかけで相互理解に

A社では、3か月前に初めて特定技能のべトナム人B君を採用した。
B君は真面目に働き、技術レベルもA社の期待以上であったため、戸惑うことなく業務に慣れた。

しかし、A社は外国人雇用が初めてであり、B君とどのような関わり方をすればよいのか不安の中仕事をしていた。

大きな問題がなく3か月を迎えたが、やはり社員とB君とのコミュニケーションは多くはなく、社員はどこか壁を感じている状態だった。

そんな中12月末、A社では全社員が参加する忘年会が開催された。和気あいあいと会話が飛び交う中、ある若手社員の言葉がきっかけで、話題の中心はB君になった。
若手社員:「なんでB君はそんなに仕事頑張れるの?」
いつも真面目に働くB君の姿に感心していた若手社員は、B君の仕事に対するモチベーションについて質問した。

B君にとって、モチベーションの源泉となっていたのは、
「もっと日本の技術を身に着けてスキルアップしたい」
「もっとお金を稼いで家族の助けになりたい」
といった明確な思いだった。

B君がこんなに自分の思いを伝えてくれたのが初めてで、社員はB君の将来の夢、家族、ベトナムについて聞き、B君が特定技能として日本で一生懸命働いている目的が分かった。
社員は、こういったB君の仕事に対する熱意や家族思いな一面を知ることができた。

また、社員は熱意を持つB君への期待を込め、会社の目標やその中でB君に期待することを打ち明けた。その結果、会社についての理解が深まったB君は、自分や家族のためだけでなく、A社の一員として会社のために仕事を頑張りたいといった帰属意識や責任感を高めることができた。

心理的距離が近づいたことで仕事面も効果アリ

忘年会がきっかけで社員がB君をよく知り、業務の中で社員が積極的にB君に教えることが増え、B君が社員に自ら質問する機会も増えた。

また、社員はB君の前向きな姿勢に刺激され、B君に負けじと、ほかに任せてもらえる作業はないか仰いだり、日々の業務を効率よく行えるように話し合ったりするようになった。

このように、社員と外国人人材がお互いについての理解を深めることにより、信頼関係が構築され、長期的に社内全体にプラスの影響を与えることにつながるでしょう。

外国人人材との付き合い方にお悩みございましたらいつでもG.A.コンサルタンツにご相談ください!