従業員40名/専用工作機・検査機器メーカー
当社は、オーダーメードの工作機械や検査機器を開発し、自動車関連の部品メーカーなどに販売しています。顧客のニーズに即した製品を開発するエンジニアは最も重要な人材であり、以前は日本人の新卒者を採用してきました。しかし当社の規模では、いくら手間と費用をかけても、優秀な学生が集まりません。何か別の方法はないかと試行錯誤する中で、ようやくたどり着いたのがG.A.コンサルタンツの「日本語教育クラス」でした。
新人が戦力になるには、3年はかかります。でもベトナム人第1号として採用したグエン・ヴァン・ユン君は非常に優秀で、半年で戦力として計算できるレベルにまで育ちました。また専攻(電気電子)にとらわれず、機械設計の業務を任せても意欲を持って取り組む柔軟性があり、つきっきりで指導しなくても言われたことをそつなくやり遂げます。現場作業もいとわず、時間に対する意識も確かで、今ではモノづくりになくてはならない存在です。この成功を受けて、今年3月には新たに2名を 受入れました。最終的には5名程度に増員したいと考えています。
ユン君と常務取締役
採用にあたっては営業担当の方と現地に出向き、8名の学生に採用試験と面接を行いました。成績は優秀。学力の高さには驚きました。また学生は誰もが日本語で挨拶をしてくれて、マナー教育も行き届ていることがうかがえます。現地では、名ばかりの「学校」も多いとか。そんな中、考え抜かれたプログラムと厳しい指導で優秀な人材を育成する「日本語教育クラス」は、十分「学校」の名に値すると感じました。またビザ取得の手続きから入国後の生活の世話まで、サポートもキメ細か。費用対効果では十分納得いく成果を得られたと思ってます。