『フィリピン:外国投資が第 3 四半期に増加』
フィリピン統計局(PSA)が発表したデータによると、2023年第3四半期に承認された海外投資誓約の総額は109.3%増加した。
PSAが11月14日に発表した報告書によると、同期間の投資額は273億ペソに達し、昨年の130億5000万ペソから増加した。
PSAは、これらの投資誓約はバターン自由港地域庁、投資委員会(BOI)、クラーク開発公社、カガヤン経済区庁、フィリピン経済区庁、スービック湾都市庁、サンボアンガ市特別経済区当局などを含む投資促進機関(IPA)からのものである。
PSAによると、ムスリム・ミンダナオ・バンサモロ自治地域投資委員会(BOI-BARMM)、クラーク国際空港公社(CIAC)、ポロポイント管理公社、観光インフラ・エンタープライズ・ゾーンオーソリティからは、外国投資の承認は報告されていない。
シンガポールからの投資額が一番高く130億4000万ペソ、台湾が36億3000万ペソ、英国が30億6000万ペソと続く。
製造業への投資額が 164 億 3000 万ペソで最も多く、続いて管理およびサポートサービス業が 42 億 8000 万ペソ、不動産業が 42 億 2000 万ペソだった。
国内地域の中で、カラバルソン地方への投資額が最大で145億6,000万ペソ相当だった。続いて中部ルソン島への投資額が61億3,000万ペソ、中部ビサヤ諸島へは38億7,000万ペソだった。
一方、PSAは、内資および外資の承認された投資総額は835億ペソで、前年同期の1593億8000万ペソから47.6%減少したと発表した。
合計 22,571 人の雇用が創出されることが見込まれている。
参照:The Philippine News Agency、14/11/2023