Picodiが2023年1月に世界67か国・地域の最低賃金を分析したインフォグラフィックを発行した。給与は税控除の対象となり、USDに換算される。

同データによると、生活費の高い先進国では最低賃金も高い傾向にある。
67 か国・地域の中で注目すべきは地域は、トルコとアルゼンチンで、2022 年 1 月と比較して最低賃金が 100% 以上上昇していた。

最低賃金の高い国・地域のトップはルクセンブルグで、月間最低賃金は 2,140 USDで、2022 年 1 月から 9.2% 上昇している。続いて、オーストラリアが 2,022 USD、オランダが 1,895 USD、ニュージーランドが 1,866USDと続く。
米国は同リストで 8 位にランクされ、最低賃金は月額 1,550 USDだった。

世界で最低賃金が最も高いトップ 20 にアジアからは、韓国 (1,333USD)、香港 (959USD)、台湾 (800USD) がランクインした。
ベトナムは、最低賃金が月額 162 USDで、調査対象の 167 か国・地域のうち 159 位にランクされており、最下位グループに属している。 この金額は、2022 年 1 月と比較して約 6% 増だった。

ベトナムよりも下位の国と地域は以下の通り：ウクライナ (146 USD)、フィリピン (141 USD)、アルメニア (138 USD)、カザフスタン (131 USD)、パキスタン (111 USD)、インド (95 USD)、ウズベキスタン (72 USD)、ナイジェリア (71 USD)
日本や中国は賃金データがないため、同リストからは除外されている。

参照：VIETNAM POSTS ENGLISH、18/03/2023