インドネシアで短期就労許可を取得している外国人労働者は、現在、健康保険に加入する必要がある。以前は長期就労許可を取得している外国人労働者のみが対象だった。

インドネシアは、国内で短期間 (2 ～ 6 か月) 働く外国人労働者に対する新しい健康保険要件を発行した。雇用者は外国人労働者の代わりに健康保険加入申請を行う義務がある。

雇用者は外国人労働者を雇用する前に、ASTAKAオンラインポータルを通じて、保険を申請および購入する必要がある。保険料は外国人労働者の滞在期間によって異なる。

1. 1か月：762,000ルピア(49.14USD)　
2. 3か月：1,715,000ルピア(110.60USD)
3. 6か月：2,477,000ルピア (159USD)

同健康保険は、最大 2 億ルピア (12,898USD) の緊急医療搬送と、最大 2500 万ルピア (1,612USD) の入院サービスを保障する。また最大 2 億ルピア (12,898USD) の自然原因、病気、または事故による死亡も保障される。

雇用者が健康保険購入し、外国人労働者の短期労働許可が発行され次第、保険が有効となる。

外国人労働者は労働許可を申請する際に、同健康保険の証明を提出する必要がある。

参照：ASEAN Briefing、01/12//2022