ASEAN NEWS HEADLINE アジア最新情報

『ベトナム:日本はベトナムから240人の看護士および介護福祉士を募集』

日・ベトナム経済連携協定(EPA)の一部である非営利プログラムは、240人の日本で就労予定の看護師および介護福祉士を募集している。

労働傷病兵社会省海外労働管理局(DOLAB)によると、同プログラムは2009年に締結された日・ベトナム経済連携協定(EPA)の下で2012年から開始された。同非営利プログラムは、貧困または貧困層に近い家庭、貧困から抜け出たばかりの家庭、少数民族、貧しい農村地域、非常に困難な沿岸および島の基礎自治体を対象としている。

看護師および介護福祉士の候補者の応募の条件は看護の短期大学又は大学を卒業し、35歳以下かつ、犯罪歴が無いこと。看護師の候補者は、上記に加えベトナムの医療検査および治療に関する法律に従って医療従事者の証明書を取得する必要があり、少なくとも2年間の経験を必要とする。日本語能力試験(JLPT)においてN1およびN2相当の応募者以外は、訪日前に日本語研修に参加する。

同プログラム参加者は、日本への渡航費、ビザ費用、宿泊及び食事代が無料となり、日本の国家試験受験がサポートされる。同プログラムにおける看護師および介護福祉士の賃金は16万円から18万円。DOLAB のファム・ヴィット・フーン局長によると、2012年の開始から既に2,000人以上のベトナム人看護師および介護福祉士が、日本に派遣されたという。その内の1,696人が日本の病院や老人介護施設で就労している。

参照:tuoi tre news、09/10/2022