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『タイ:国立公園への使い捨てプラスチックと発泡スチロールの持ち込み禁止』

4月6日より、タイの国立公園への使い捨てプラスチックと発泡スチロールの持ち込みが禁止となる。

タイの国立公園へのビニール袋、スプーン、フォーク、ストロー、コップ、容器を含む使い捨てプラスチックおよび発泡スチロールの持ち込みが禁止された。国立公園・野生動物・植物保全局がタイ王国政府官報にて発表した。同発表には、国立公園を訪れる観光客が水を持ち歩く際に主に使用するプラスチック製の水のボトルは含まれていなかった。しかしアイスコーヒーの持ち帰りカップや使い捨てのカッパなどは入り口で破棄する必要がある。違反者には100,000 baht(バーツ)以下の罰金が科せられる。

今回の禁止は海洋公園を含む公園内の野生動物を守ることが目的とされている。ウミガメの死骸が岸に打ち上げられ、胃の中にビニール袋が入っていることが判明したり、不注意な観光客により破棄された食べ物が入ったビニール袋で胃がいっぱいになった鹿の死骸が多く見られる。またサンゴ礁もビニールのシートで覆われていることが判明した。タイのコンビニやデパートでは使い捨てビニール袋の提供を廃止しているが、小規模な商店などでは未だに広く使用されている。

参照:THAI PUBLIC BROADCASTING SERVICE、06/04/2022 / Thaiger、07/04/2022