『タイ:プーケット、ワクチン接種済み観光客の受け入れに向け準備中』
プーケット島のワクチン接種済み外国人観光客の受け入れ日が近づき、当局は必要な措置の準備に忙しい。
「サンドボックス(sandbox)」計画が7月1日に始まる為、当局はプーケット空港、島の港、島への橋のそばのチャーチャットチャイ検問での出入国と新型コロナ感染症の管理措置のリハーサルを行っている。
ワクチン接種済み外国人観光客が地元住民へ新型コロナ感染症を広めないよう、そして到着した外国人がサンドボックス計画に違反することがないよう厳しい対策が講じられている。全ての外国人観光客はタイのほかの地域に旅行をする前に、政府により規定されたホテルにて14日間過ごさなければならない。プーケットのみを旅行する外国人観光客は例外で、日数に関係なく自由に島を離れることが出来るが必ず国際線を利用しなければならない。
観光客は追跡アプリ「モーチャナ(Mor Chana)」をダウンロードする必要があり、位置追跡リストバンドを装着しなければならない。
またワクチン接種済み外国人観光客はプーケット島に到着する前に以下の準備も必要となる。在外タイ国大使館からの入国承認の取得、フライトへの搭乗前72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書の取得、10万USD以上の補償がある健康保険への加入、政府が規定したホテルへの支払い証明書の取得。プーケット空港到着時、ホテルへの移動前に新型コロナ感染症の検査を自費にて再度受け、6日目と13日目に再度PCR検査を受ける必要がある。
プーケット副知事ピヤポン・チューウォン氏によるとサンドボックス計画を通じて12万9000人の外国人観光客を呼び込み、それにより約114億バーツ(約 3億6000万USD)が島にもたらされる計画だという。
参照:Thaiger、16/06/2021