ASEAN NEWS HEADLINE アジア最新情報

ベトナム:東南アジア初等教育学力指標、ベトナムがトップ

12月1日にタイ・バンコクに事務局を置く東南アジア教育大臣機構 (SEAMEO)は、東南アジア各国の初等教育の学力指標に関するビデオ会議を開催した。

同会議では、SEAMEOが2019年版の東南アジア初等教育学力指標(SEA PLM)を共有した。評価対象となった国はベトナム、ラオス、ミャンマー、マレーシア、カンボジア、フィリピンの6か国。ベトナムが評価対象6か国中、読解、筆記、算数の全3項目でトップに立った。

読解では、ベトナム人小学生は6段階中で最高の「6」と評価されトップに立った。「6」の評価を受けたベトナム人小学生の比率は全体の82%に達した。2位はマレーシアで、「6」の評価を受けた小学生の比率は58%、残る4か国はいずれも10%未満だった。筆記では、ベトナム人小学生は8段階中「6」と評価された。8段階中最高の「8」と評価されたベトナム人小学生の比率は全体の20%。残る5か国の比率は2~4%だった。算数では、ベトナム人小学生は9段階中「8」と評価された。9段階中最高の「9」と評価されたベトナム人小学生の比率は全体の42%。残る5か国の比率はいずれも10%未満だった。

参照:vietnamnet、01/12/2020