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ベトナム:ホーチミン市人民委員会庁舎、国家級遺跡に認定

 文化スポーツ観光省は11月4日に、ホーチミン市1区にある同市人民委員会庁舎を国家級芸術建築遺跡に認定した。

 ホーチミン市人民委員会庁舎は、フランス人建築家ギャルド氏が設計し、1898年から1909年にかけて建設されたフレンチコロニアル様式の有名な建造物である。フランス植民地時代の名称はフランス語が「Hôtel de ville、市庁舎の意」、ベトナム語が「Dinh Xa Tay、フランスの市庁舎の意」。その後、ベトナム共和国時代から「サイゴン市庁舎」、サイゴン陥落後の1975年からは「ホーチミン市人民委員会庁舎」と称されている。

 ホーチミン市人民委員会庁舎はルネサンス風のパリ市庁舎をモデルにデザインされ、北フランスで人気のある建築様式を用いている。

参照: vnexpress、05/11/2020