海外派遣労働者数は、6年間連続で年間10万人を超過
労働傷病兵社会省海外労働管理局の統計によると、2019年のベトナム人の海外派遣労働者数は、
14万7387人(その内、女性が4万9324人)で2019年の年間目標値(12万人)の122.8%に達し、前年の103.2%に相当した。
ベトナム人の海外派遣労働者数は6年連続で10万人を超え、4年連続で12万人を超えた。
(2014年:10万6840人、2015年:11万5980人、2016年:12万6289人、2017年:13万4751人、2018年:14万2860人)
派遣先別で見ると、2019年は日本が8万0002人で最も多かった。
次は台湾で5万4480人、韓国が7215人、ルーマニアが1400人、サウジアラビアが1357人、
マレーシアが454人、マカオが367人、アルジェリアが359人と続く。
特に、日本は長年に渡りベトナム人労働者を最大規模で受け入れている派遣先であり、
2019年のベトナム人の海外派遣労働者数の54%以上を占めている。
日本政府は新たな在留資格「特定技能」を創設し
5年間で34万5000人の外国人労働者を受け入れる計画を展開している。
該当する業界は介護・看護、レセプション等のホテル滞在、電気 ・電子情報、
自動車メンテナンス・修理、航空サービス、レストラン、建設、造船、農業等である。
参照:Vietnam+、02/01/2020