駐在員が就労及び生活しやすい国、ベトナムは10位に上昇
香港上海銀行(HSBC) がこのほど発表した意識調査「Expat Explorer Survey 2019」によると、
「駐在員にとって就労及び生活しやすい国ランキング」でベトナムは10位となり、前年の18位から順位を上げた。
このランキングは、世界163か国・地域の駐在員1万8000人を対象にした意識調査に基づいている。
同調査では、「生活の質」、「達成感」、「環境への馴染みやすさ」という3つのランキング基準を考慮し、ベトナムは駐在員にとって新しい生活を始めやすい国であると評価された。
「収入の高さ」、「経済的安定」、「昇進機会」、「ワーク・ライフ・バランス」といったランキング基準においても、ベトナムの順位は高かった。
駐在員とその家族にとって、ベトナムは友達を作りやすい国であると考えられている。
またベトナムで就労する駐在員は、高く安定した給与のほか、他の国の専門家よりも多くの優遇を享受している。
香港上海銀行(HSBC)によると、近年では事業の多様化により中国以外に事業を展開する企業が多くなってきた為、ベトナムは投資家にとって魅力的な投資先となっている。
同ランキングのトップ10は以下の通り(カッコ内は前年順位)。
1位:スイス(8位)
2位:シンガポール(1位)
3位:カナダ(4位)
4位:スペイン(13位)
5位:ニュージーランド(2位)
6位:オーストラリア(6位)
7位:トルコ(22位)
8位:ドイツ(3位)
9位:アラブ首長国連邦(9位)
10位:ベトナム(18位)
参照:Tuổi Trẻ、05/07/2019