フック首相が日本を公式訪問
グエン・スアン・フック首相と夫人は4日に東京の羽田空港に到着し、8日までの5日間にわたる日本公式訪問を開始した。
今回の訪日は安倍晋三首相の招請を受けたもので、フック首相は5日に「第23回国際交流会議アジアの未来」で基調講演を行うほか、日本貿易振興機構(ジェトロ)主催の「ベトナム投資カンファレンス」に出席し、6日には天皇、皇后両陛下と会見すると共に、安倍首相と会談する。
ベトナムと日本は1973年9月21日に外交関係を樹立したが、近年両国の協力関係は大きく発展している。日本は、2009年にベトナムと戦略的パートナーシップを締結したG7の最初の国であり、2011年にはG7で最初にベトナム経済を市場経済として認定した国である。
現在、日本はベトナムにとって最大のODA(政府開発援助)供与国となっているほか、2番目に大きな投資国であり、また、4番目に大きな貿易相手国になっている。今回のフック首相の訪日を通じ、両国の経済関係が一層発展していくことが期待されている。
(Dan Tri Online、2017年6月4日/baomoi.com、6月6日)