『マレーシア:安倍元首相がマレーシアを特別訪問』
安倍晋三元首相が3月10日から12日にマレーシアを特別訪問した。
マレーシアの「東方政策(LEP)」導入40周年と、日本とマレーシアの国交樹立65周年を記念しての訪問となった。安倍元首相は岸田文雄首相の特使として3月11日にイスマイルサブリ・ヤーコブ首相と会談および夕食会を行う。
声明によると、安倍元首相はイスマイルサブリ・ヤーコブ首相へ岸田首相の親書を手渡し、日本とマレーシア間の新型コロナ感染症によるパンデミック後の新しい協力について会談する。
安倍元首相はまた、3月12日にマレーシア国際イスラム大学(IIUM)の第36回集会式に関連して、政治経済学の名誉博士号を授与される。
安倍元首相の特別訪問は日本とマレーシア間の様々な分野における親密さと緊密な協力関係を反映している。
40年間の東方政策の実施は、特に人的資本の開発ならびに両国間の貿易と投資面で大きな利益をもたらした。
2021年に日本はマレーシアで4番目に大きな貿易相手国であり、二国間の貿易額は1,490億リンギ(360億USD)だった。2021年12月の時点で、日本は製造業で実施されたプロジェクトの数に基づく最大の投資家であり、総額は909億リンギ(276億USD)だった。
参照:New Straits Times、11/03/2022