ミャンマー:日本がミャンマーの選挙に1億8100万円相当の改ざん防止インクを提供
日本の助成プロジェクトである「選挙支援プログラム」にて調達した1億8100万円(約170万米ドル)相当の改ざん防止インクがヤンゴン国際空港に到着した。
到着した改ざん防止インクは駐ミャンマー特命全権大使・丸山 市郎氏より、ミャンマー連邦共和国、ヤンゴン地域選挙小委員会のキ・ミント(Kyi Myint)委員長へ贈呈された。11月8日の総選挙は、ミャンマーの民主化プロセスにおける大きな節目となる。日本政府はミャンマーの民主化を全面的に支援している。日本政府は、ミャンマー国民和解担当日本政府代表の笹川陽平氏が率いる選挙監視団を派遣し、同助成プロジェクトを通じて自由で公正な選挙の実施を支援する。
同プロジェクトは国連開発計画(UNDP)と共同で実施され、有権者による二重投票を防ぐことを目的として、ミャンマー全土のすべての投票所に改ざん防止インクを配備することにより、公正で透明な選挙の実施に貢献する。日本政府がミャンマーへ選挙支援をおこなうのは、前回(2015年)の選挙と合わせて2回目。
参照:Mizzima 、01/11/2020