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べトナムのプラスチック輸出の可能性

プラスチックは成長スピードが速い業界の一つであり、国内外市場で有望な製品である。プラスチック業界の毎年の成長率は15%~17%となる。
SEKISUIは南部のティエンフォン少年プラスチック株式会社(以下「ティエンフォンナン」という)の株を700万株(株式の25%相当)を取得し、主要な株主となった。
SEKISUIはティエンフォンナンが現在輸入に依存している製品を製造出来るよう技術移転を行う予定。そしてティエンフォンナンの製品は日本へ輸出される高い可能性を秘めている。
SEKISUIの代表取締役 久保肇氏によると、ベトナムの排水プラスチックの展望性は非常に高く、製品が東南アジアにおけるODAプロジェクトのインフラ業界に提供される機会は多いとの事。
現在、日本のプラスチック製品輸入額は毎年約100億ドルである。この数年、日本はベトナムのプラスチック輸出総額の25%を占め、ベトナムにおける最大のプラスチック輸出市場となった。
プラスチック協会によると、地域経済パートナーシップ(RCEP)、ベトナム-EU自由貿易協定(EVFTA) 、TTPが承認されると0~5%の減税となり、プラスチック管製品とサブ製品の競争率が高くなる見通し。
しかしながら専門家によると、ベトナムプラスチック業界の問題点は未だ80%の原料を輸入に頼っていることである。
(引用元:vnexpress.net、2017年7月05日)