国会に投資額15億6000万ユーロの地下鉄5号線建設案件を上程
ホーチミン市都市鉄道管理委員会はこのほど、同市人民委員会に地下鉄5号線建設案件を提出した。
ビンタイン市のサイゴン橋とタンビン区のバイヒエン交差点を結ぶ地下鉄5号線の全長は8.8キロで、第1期の総投資額は15億6300万ユーロ(約2090億円)となり、現時点で同案件の資金調達が完了している。
その内訳は、スペイン政府からの融資額が2億7500万ユーロ(約368億円)、アジア開発銀行(ADB)からの融資額が4億7500万ユーロ(約636億円)、欧州投資銀行(EIB)が1億5000万ユーロ(約200億円)、ドイツ復興金融公庫(KfW)が2億ユーロ(約268億円)、ベトナム側からの拠出金が4億6300万ユーロ(約619億円)である。
首相は国会承認を得るために上記の案件を国会に上程するという。
現在、ホーチミン市都市鉄道管理委員会は2017年に同案件の建設工事が着工し、2023年に完成するよう早急に準備を行っている。(Tuoi Tre Online、2015年5月5日)