『ベトナム:ベトナム南部に1000ヘクタールのベトナム・シンガポール工業団地の建設開始』
3月19日にビンズオン省における3つ目のベトナム・シンガポール工業団地(VSIP IIIビンズオン)の起工式が開催された。同式典はファム・ミン・チン首相の立会いの下、開催された。
VSIP IIIビンズオンはビンズオン省のタンユエン町とバックタンユエン区に位置し、敷地面積1,000ヘクタール、費用は合計6.4兆VND(2億7,990万USD)。同プロジェクトはベトナム最大の工業団地ディベロッパーであるVSIPのベトナムにおける11番目のプロジェクトであり、ビンズオン省における3番目のプロジェクトである。ビンズオン省の他にバクニン省、ハイフォン市、クアンガイ省、ハイドゥオン省、ゲアン省、ビンディン省にてVSIPがプロジェクトを実施しており、30の国と地域の880社に生産インフラを提供している。 総投資額は170億USDで、29万5000人以上の労働者の雇用を生み出している。VSIP IIIの起工式は、2月にグエン・スアン・フック国家主席がシンガポールを公式訪問した際、開発者へ投資許可が下りたことを受けて開催された。
同プロジェクトは、持続可能な開発に重点を置き、エネルギー、水、廃棄物の使用から交通やセキュリティの管理に至るまで、工業団地の運営全体にスマートテクノロジーを組み込むように設計されている。また、大規模な産業テナントに持続可能なメリットを提供する50ヘクタールのオンサイト太陽光発電も含まれている。
同式典で、ビンズオン当局は、工業団地の44ヘクタールの土地に10億USDの工場を建設予定のデンマークの玩具メーカー、レゴ(Lego)を含む多数の外国企業に投資証明書を付与した。
参照:tuoi tre news、20/03/2022