『ベトナム:縫製業界が困難、新型コロナ第4波で生産活動に影響』
6月からの新型コロナウイルス感染症(COVID-19) の感染拡大の影響により、労働力不足のため縫製業界が困難な状況に陥っている。
ホーチミン市では現在、縫製・繊維メーカーを含む製造業は、「3つの現場」(現場での生産、現場での食事、現場での休憩・宿泊)と「1つのルート・2つのスポット」(1つのルートのみを通って労働者を宿泊施設から生産現場に輸送する)の体制を確保した場合のみ工場の操業が認められている。
ホーチミン市縫製協会のファム・スアン・ホン(Phạm Xuân Hồng)会長によると、従業員人数が多すぎて安全および費用が確保できないため、生産の一時停止を余儀なくされている縫製・繊維メーカーがホーチミン市全体の97%に達している。南部で広がった新型コロナウイルス感染症の影響により、縫製・繊維メーカーは受注は多いが対応できず、大きな課題に直面している。
参照:cand.com.vn、22/07/2021