『ベトナム:フーコック世界無形文化遺産に向け魚醤造り』
5月27日、南部メコンデルタ地方キエンザン省フーコック市(島)の伝統技法によるヌックマム(魚醤)造りが、文化スポーツ観光省により国の無形文化遺産に認定された。
フーコックはベトナムの一番大きい島。ヌックマム造りは200年以上の長い歴史を持つとされる。漁師は新鮮なカタクチイワシを捕まえ、船で塩漬けしてから樽で発酵する。
フーコックのヌックマム造りは文化的、経済的歴史の両方の観点から非常に価値のある遺産で、雇用の創出や地方予算の一部に貢献している。
さらに当局は、フーコック島のヌックマム造りを国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に推薦すべく準備を進めている。この動きは、フーコックヌックマムのブランド価値を高め、フーコック島のイメージを世界に宣伝する効果が期待できる。
参照:https://baophapluat.vn/ 11/06/2021