タイ:オンラインでのアルコール販売、禁止
9月8日のタイ王国官報(Royal Gazette)によると、オンラインでのアルコール飲料の販売が禁止される。
プラユット・チャンオチャ首相が承認した発表によると、eコマースの人気向上に伴い、オンラインにてアルコール飲料を販売する起業家が増えており、アルコール飲料規制法で定められた日付、時間、販売店、販売対象グループをコントロールすることが難しい状況となっている。そのため首相はオンラインでのアルコール飲料の販売を禁止すると発表した。
これには、販売元と消費者が実際に会うことなく売買を完了することが可能となるオンライン上で、アルコール飲料および関連サービスの販売、推薦、紹介などを行うことを含んでいる。しかし、商店や飲食店でのアルコール飲料販売時の電子決済には適用されない。
同禁止令はタイ王国官報の発表から90日以内に発効する。
参照:The Nation Thailand、09/09/2020