国際航空機器技術展、ベトナムで初めて開催
第1回国際際航空機器技術展(VIAE 2019 「Vietnam International Aviation Expo」)が、
2019年11月26日から28日までホーチミン市トゥードゥック区のホワイト・パレス会議センター(White Palace)で開催される。
同展示会では、予定規模として1万平方メートルの展示面積に400ブースを出展する。会期中の来場者数は約2万人を見込んでいる。
これは、国内の航空企業が国内の主要な航空技術にアクセスする機会となるのみならず、ベトナムにおける技術および工業生産に携わる企業が新しい市場に踏み出す為のチャンスでもある。
同展示会を開催する機械販売のザー クオン ウィンチョン(Gia Khuong Wintron)の社長であるルオン・ティ・スアン氏 によると、
同展示会は航空分野における最新技術、航空機器、補助製品、航空機内装品などを紹介する為に初開催される。
ボーイングやエアバス等の航空業界における大手企業も参加予定。
ベトナム航空科学技術協会のチャン・クアン・チャウ博士によると、国際航空輸送市場が成長し続けている。
その内、アジア・太平洋地域は年間6〜7%の成長率を誇りダイナミックな地域であると国際航空運送協会(IATA)により評価されている。
特にベトナムの航空輸送市場は、同地域の成長率の2倍の速さで成長しており、過去10年間で平均成長率が年間16%を超えている。
現在、ベトナムには拡張やアップグレードが必要な空港が約20あり、大きな需要がある。
なお、世界には航空業界に関する製造業やサービス業において活動している企業が約1万5000社あるが、
ベトナムが関係を構築できているのは、このうち15%のみ。
その為、これらの企業をベトナムでの展示会へ呼び込むことへの需要は高い。
参照:KINH TẾ – ĐÔ THỊ、 13/08/2019