世銀ビジネス環境ランキング、ベトナムは190か国中69位に
世界銀行(WB)がこのほど発表した「2019年版のビジネス環境ランキング(Doing Business):改革の為のトレーニング」によると、ベトナムは調査対象国190か国・地域中69位となった。
2018年版のランキングより順位を1位下げた。
同ランキングは、ビジネス環境の整備に関する総合的なランク付けで、「新規参入」「建設許可取得」「電力供給」「資産登記」「融資獲得」「投資家保護」「納税」「貿易」「契約履行」「撤退」の10の指標に基づいている。
トップ10入りした東アジア太平洋地域の2か国は2位のシンガポールと4位の香港であった。
ベトナムは10の指標のうち、納税、電力供給、建設許可取得、契約履行、新規参入、資産登記の6指標において点数を上げ、前年度と同様が3指標、点数を下げたのは1指標のみであった。
ベトナムは改善努力は評価に値するが、他の国の改革能力には及ばず、ランキングが下がる結果となった。
同ランキングの世界トップ10は以下の通り。
1位:ニュージーランド
2位:シンガポール
3位:デンマーク
4位:香港
5位:韓国
6位:ジョージア(グルジア)
7位:ノルウェー
8位:米国
9位:英国
10位:マケドニア
参照:sggp, 5/11/2018