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『ベトナム:ジャパンフェスティバルにより友好関係と相互理解を強化』

ベトナムと日本の国交樹立50周年を記念して第8回ジャパン・ベトナムフェスティバルが2月25日からホーチミン市で開催された。

開会式にて、ホーチミン市人民委員会のファンバンマイ(Phan Van Mai)委員長は、二国間の関係において非常に重要な文化交流であるジャパン・ベトナムフェスティバルのホストをホーチミン市が8回にわたり務めることができることを光栄に思うと述べた。

ジャパン・ベトナムフェスティバルは2013年に国交樹立40周年を記念してホーチミン市で初めて開催されて以来、毎年恒例の文化交流イベントとなり、二国間関係のマイルストーンとみなすことができると続けた。

また同氏はアジアの平和と繁栄のために、同フェスティバルが両国間の広範な戦略的パートナーシップを深めることに貢献することへの期待を表明した。

ジャパン・ベトナムフェスティバル実行委員会 日本側実行委員長 武部 勤氏は、同フェスティバルは両国の人々が団結して築き上げてきた歴史と伝統を祝うイベントであり、この絆は今後も発展し続けると述べた。

約2,000の日系企業がベトナムでビジネスを行い、約20,000人の日本人がベトナムに居住している。更に観光が二国間関係の柱となっており、新型コロナウイルスのパンデミック前の2019年には約100万人の日本人がベトナムへ旅行した。

同フェスティバルへの来場者は日本の有名な漫画作品のキャラクターや、アオザイと着物ファッションショー、日本の武道、民謡、太鼓、三味線、盆踊りなどのパフォーマンスから、日本について知る機会を得ることとなる。

更に国交樹立50周年を記念して、ホーチミン市バクダン船着き場公園にて、3月15日からLED電球50万個を使ったイルミネーションが開催されている。同イルミネーションの見どころは50メートルに渡る光のトンネル。また日本をイメージした桜ガーデンとベトナムをイメージした蓮の池も設置されている。同イベントは3月15日から1か月間、開催される。

参照:Quang Nam News、26/02/2023; VNEXPRESS、17/03/2023