2017年上半期のベトナムのガソリン輸入額 750,000億ドンに上る
通関総局の集計によると、上半期のガソリン輸入量は640万トンとなった。輸入量は減少したが、ガソリン輸入額は昨年より30%上昇しており、その額は753,500億ドンに値すると推定される。
ベトナムは6ヵ国からガソリンを輸入し、その殆どがアジア諸国からとなるが、今年上半期、台湾と香港からのガソリン輸入量は減少している。
引き続きシンガポールがガソリン調達先のトップであり、シェアの42%を占める。上半期の輸入額が297,000億ドン以上で総額の39%を占め、昨年に比べ44%上昇している。
第二位の韓国からの輸入についても量、金額ともに上昇した。輸入量は145万トンで前年比71%上昇、輸入額は198,500億ドンで前年比126%上昇。
近年ガソリン輸入量が増加している理由は、国内のガソリン不足によるもので、ガソリン80万トン、ディーゼル180万トンが不足している。
今後の5年で国内ガソリン消費量は1,500万トンに上ると予測されている。
来年、ギソンオイル精錬会社が設立予定だが、それでも生産量は消費量の80%にしか満たない。
(引用元:vnexpress.net、2017年7月17日)