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4月の製造業PMIは前月を若干下回ったが、まだ高い水準にある

日本経済新聞社と英マークイット・エコノミクスがこのほど発表した報告によると、2017年4月のベトナムの製造業購買担当者指数(PMI)は前月の54.6から54.1に若干低下した。
しかし、ベトナム製造業のPMIは17ヶ月連続で50を上回る高い水準を維持している。各項目では新規受注数、新規輸出受注数ともに前月を大きく上回り、新規輸出受注数の増加幅は調査開始以来の最高値を更新した。新規受注数は2015年12月以来前月比で増加を維持している。製造業の生産高は新規受注数と新規輸出受注数の増加で前月を大きく上回ったが、増加率は22ヵ月ぶりの水準となった3月を下回った。製造業の仕掛品在庫は新規受注数と新規輸出受注数の増加で2016年12月末以来、初めて前月から減少した。
また、製品在庫も前月から減少した。製造業の雇用者数は13ヶ月連続で増加し、購買数量も10ヵ月連続の増加となった。製造業の平均購入単価は購入需要の増加で引き続き前月を上回ったが、上昇幅はここ6ヶ月で最も低かった。マークイット・エコノミクスによると、特に新規輸出受注数が増えたことが生産高、雇用者数、購入数量の増加につながったという。このため、4月のベトナム経済では特に製造業の好調さが目立ったという。
(thoibaonganhang.vn/CafeF Online、2017年5月3日)