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日本はベトナムにとってアジアで3番目に大きな貿易相手国となる

現在、ベトナムにとって日本はアジア地域で中国と韓国に次いで3番目に大きな貿易相手国となっており、日越貿易は輸出入のバランスがとれている。財務省税関総局のデータによると、2016年年初から11ヵ月間において、両国間の貿易取引額は268億5500万ドルに達し、そのうちベトナムの輸出額と輸入額はそれぞれ132億7400万ドルと135億8100万ドルであった。
日本への主要輸出品のうち、輸出額が10億ドルを超えた3品目は、◇縫製品(26億2200万ドル)、◇自動車部品及び船舶(17億2600万ドル)、◇機械・設備・工具・部品(14億2600万ドル)である。一方、ベトナムへの主要輸出品のうち、輸出額が10億ドルを超えた3品目は、◇機械・設備・工具・部品(37億2300万ドル)、◇電子製品・パソコン及び部品(25億3700万ドル)、◇各種鋼材(10億8200万ドル)である。
過去5年を振り返ると、2012年から2014年までにベトナムは対日貿易黒字を維持してきたが、2015年と2016年は貿易赤字に転じた。具体的には2012年の対日貿易黒字額は14億6200万ドルに達したほか、2013年、2014年ともにそれぞれ20億1600万ドルと17億6700万ドルの貿易黒字となった。しかし、2015年の対日貿易収支は2億1800万ドルの赤字に転じたほか、2016年から年初11ヵ月間では3億700万ドルの赤字となった。
(baohaiquan.vn/soha.vn、2017年1月16日)