ANAホールディングスがベトナム航空の戦略投資家となる
28日、安倍晋三首相と訪日中のグエン・スアン・フック首相の立ち会いの下、全日本空輸を傘下に持つANAホールディングス及びベトナム航空会社(Vietnam Airlines:VNA)は戦略協力の契約を交わした。
それによると、ANAホールディングスはベトナム航空の株式の8.77%を1億900万ドルに相当する2兆4,310億ドン(約118億円)で取得することで、今年7月7月1日から正式にベトナム航空の戦略投資家になるという。これにより、両社は今年10月30日より日本とベトナムを結ぶ国際線だけでなく、両国の国内線も含めた合わせて40本の路線で共同運航を行うことになる。ベトナム航空は現在、国内線の空港20箇所と国際線の空港29箇所を結ぶ路線をボーイング787-9型機ドリームライナー機とエアバスA350-900XWB型機を含む89機で運航しており、ベトナムと日本を結ぶ路線では同社は東京の成田空港と羽田空港、名古屋の中部国際空港、大阪の関西国際空港、福岡県の福岡空港を結ぶ路線を週66便で運航している。
(VnExpress、2016年5月29日)