今年第1四半期の全国の失業率は2%で、失業者数は107.23万人
労働傷病兵社会省の最新報告によると、今年第1四半期の全国の失業者数は前期比1.97%増の107万2,300人で、失業率は2%となった。また、全国の就業者数は前期比0.4%減の5,329万人であった。
就業者数のうち15~24歳の青年層の失業者数は54万人で、失業者数全体の50.4%を占めた。高等専門学校、大学・大学院などを卒業した失業者数は前期比5.68%増の44万1,000人で、失業者数全体の41.1%を占めた。そのうち大学卒業と大学院修了の失業者数は11万9,000人(失業者数全体の11.1%)となった。
ズアン・マウ・ジエップ労働傷病兵社会次官によると、第1四半期の経済成長率が期待したほど高くなかったのも企業の採用計画に影響し、多くの企業は引き続き単純労働者の採用を強化している一方、高等教育を受けた者の採用は絞る傾向にあるという。第1四半期における給与所得者の平均月給は前年同期と比べて比3.8%増の510万ドン(約2万4,878円)となり、前期比では旧正月(テト)の賞与があったため8.9%の増加となった
(CafeF Online、2016年5月28日)