『ベトナムは魅力的な投資先として日本の製造業企業の評価が高まっている』
12日付のNikkei Asian Reviewによると、みずほ総合研究所が今年2月に日本の製造業企業1,100社を対象としたアンケート調査で、アンケートに回答した企業の44%が今後の市場開拓を強化する投資先としてアセアン諸国を挙げ、そのうち国としては53%がベトナムを挙げた。
市場開拓を強化する投資先としてアセアン諸国は2015年の調査に比べて2%増えて4年連続で首位となり、ベトナムを挙げた割合は前年の調査から5%増えた。一方、首位のタイは前年の調査から2%下がって60%、インドネシアも5%下がって41%となった。日本の製造業企業はベトナムが環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の加盟国として特に有利な立場に立つことを評価しており、TPP参加国12カ国のうちどの国の投資を拡大するかの質問でも、ベトナムを挙げた割合が13%で最も高く、以下は日本が11%、米国が5%などとなっている。
(Vietnam+、2016年5月13日)