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『ベトナム:ベトナムの2022年の貿易額は7,320億USDに達する』

12月26日にハノイで開催された年末の会合で商工省が発表したデータによると、ベトナムの2022年の外国貿易額は、前年比10%増の7,320億USDに達する見込み。

国の輸出入売上高が7,000億USDを超えたのはこれが初めて。輸出額合計は 10.5% 増の、 3,710 億USDになると予測されている。輸入額は8.5%増の3,605 億USDだった。

その結果、国の経済は約 110 億USDの貿易黒字となり、7 年連続で貿易黒字を報告した。

しかし輸出額の約 74% は海外直接投資 (FDI)事業によって生み出されたものであり、国内企業、特に中小企業の輸出能力は依然として低い。

産業貿易副大臣は、世界的なインフレの急上昇、注文の減少、厳しい競争、および投入原価の上昇の結果、消費者需要が縮小したため、第4四半期に輸出が減少し始めたと述べた。

野菜や果物などの一部の製品の市場の多様化は、地元の輸出業者が基準と品質の要件を満たしていないか、ベトナムがパートナーと締結した自由貿易協定をまだ十分に活用していないため、発展しきれていない。

こうした欠点や困難にもかかわらず、同省は来年の輸出総売上高を約 6% 引き上げる目標を設定した。

参照:tuoi tre news、27/12/2022