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『フィリピン:中国市場の喪失はフィリピンの観光業の回復を遅らせる』

フィリピン観光事業団体(TCP)は、パンデミック前の旅行者数のトップ2であった中国市場を失うことは、同国の観光業の回復を遅らせる可能性があると述べた。同声明は、中国がフィリピンのオフショア・ゲーミング・オペレーター(POGO)事業を継続している中で、フィリピンを観光地のブラックリストに含めたという報告を受けて発表された。

TCPの代表であるクレメンテ氏は、「中国はパンデミック前は2番目に大きな市場だった。もしそれがパンデミック後に失われる市場であるなら、以前の観光客数を回復するためのより長い道のりがあるかもしれない」と述べた。また同氏は、政府がフィリピンでの POGO の存在を「再評価」する時が来たと考えており、観光業は収入の損失の可能性を「埋め合わせる以上」の可能性があると述べた。

パンデミック前は、国の経済への観光業の貢献は 12% 以上に達していた。 2019 年の海外および国内の観光支出は、それぞれ約 5,487.6 億PHP(フィリピンペソ)と 2.4 兆 PHP に達した。観光省 (DOT) のデータに基づき、同年に少なくとも 1,743,309 人の中国人がフィリピンを訪れた。

参照:PHILIPPINE NEWS AGENCY、11/10/2022