インドネシア政府によると、海外直接投資および消費者信頼感指数（CCI）の上昇傾向を受け2021年第二四半期の経済成長率は7%に到達する見込み。

経済担当調整大臣Airlangga Hartarto氏によると、2021年3月に海外直接投資は54.6％に達し、一方で費用が500万ルピア未満の消費者信頼感指数は90. 1を記録した。またインドネシアの輸出入、総固定資本形成(GFCF)、および財政支出の成長においてもプラスの傾向が見られた。パーム油、ゴム、ニッケル、銅、石炭などの商品価格の高騰も、景気回復を促進するための政府の取り組みを後押した。

上記の商品価格の高騰は、いくつかの地域の2021年第一四半期の経済状況を改善することに役立った。スマトラ島およびジャワ島の経済状況ではプラスの傾向が見られ、成長率はそれぞれ0.86％と0.83％だった。同様にスラウェシやパプアといったインドネシア東部の地域でもプラス傾向が見られ、その成長率はそれぞれ1.2％と8.97％だった。

参照：ANTARANEWS、15/05/2021