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駐在員の世界生活費ランキング、アジアから6都市が入選

米国の組織・人事コンサルティング会社マーサー(Mercer) はこのほど、
「2020年世界生計費調査(Cost of Living Survey)」の都市ランキングを発表した。

マーサーのデータは今年3月に収集されたものだが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による物価の著しい変化は見られなかった。
しかし通貨変動やインフレ等の要素は駐在員の生活費に影響を及ぼした。

2020年の世界生活費ランキングは世界209都市を対象とし、トップ10にアジアから6都市が入選した。

そのうち5位のシンガポールは東南アジアのトップとなった。
世界でもっとも高い不動産市場がある香港が前年に引き続き1位となった。

経済不況、食糧不足、ハイパーインフレ等により、西アジアにあるトルクメニスタンのアシガバート市が2位となった。

ホーチミン市は111位(前年120位)、ハノイ市は116位(同112位)だった。

同ランキングの上位10か国は以下の通り(カッコ内は前年順位)。

1位:香港 (1位)
2位:アシガバート(トルクメニスタン) (7位)
3位:東京(日本) (2位)
4位:チューリッヒ(スイス) (5位)
5位:シンガポール(3位)
6位:ニューヨーク(米国) (9位)
7位:上海(中国) (6位)
8位:ベルン(スイス) (12位)
9位:ジュネーヴ(スイス) (13位)
10位:北京(中国) (8位)

参照:laodong.vn、Mercer、10/06/2020