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FDI誘致の特別ワーキンググループを設置、首相が決定

5月22日午後に開かれた政府会合で、グエン・スアン・フック首相は、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) 収束後に
他国からベトナムに生産を移転する動きをとらえて海外直接投資 (FDI)を誘致するための特別ワーキンググループを設置することを決定した。

そして首相は資本フローを誘致する計画を構築することを求めた。
またスペースや人材等のボトルネックに対処する必要も強調した。
計画投資省によると、多国籍企業は投資拠点の多様化や生産拠点の移転に向けて既に動き出している。
大規模な投資家は連続的に新しい案件を投資、展開している。

移転傾向がある4つの業界は情報科学と高度技術、電子工学、eコマースとロジスティクス、消費財と小売りである。

専門家は、多国籍企業が望んでいることとして、一貫した安定的な政策、約束の遵守、より迅速な決定を挙げている。
また必要な際に問題のない土地(特に工業団地)を迅速に引き渡すことを望んでいる。

参照:vnexpress、4/6/2020