ハノイとホーチミン共に2019年の「世界で最もダイナミックな都市」トップ10入り
米総合不動産サービス大手のジョーンズ・ラング・ラサール(Jones Lang LaSalle=JLL) は社会経済・貿易が最も急成長している都市をランク付けする「世界で最もダイナミックな都市(City Momentum Index=CMI)」を発表した。このランキングによると、最もダイナミックな都市トップ20内の19都市はアジア太平洋地域の都市であった。これはアジアの都市化と経済成長の速度を反映している。
しかしながら、急速な経済成長の結果として、不平等、交通渋滞、環境汚染等が問題点となっている。効率的な不動産開発、高い生産性、透明性の向上は、長期的かつ持続可能な成長への答えである。
JLLの同ランキングでベトナムからハノイ市が3位、ホーチミン市が8位に入った。ホーチミン市は企業の進出先として考えられており、外資企業を積極的に誘致している。また、ハノイ市は貿易の面ではホーチミン市の背後にあるものの、急速に成長している。
製造業はベトナムの経済成長の為の重要な推進力の一つである。 中米間の商業的紛争もベトナム経済に長期的な利益をもたらす可能性がある。 ホーチミン市とハノイ市は、マイクロソフト、LG、インテル、サムソン等の多国籍テクノロジー企業から大きな投資を集めている。同ランキングの上位10都市は、以下の通り。
1位:バンガロール (インド)
2位:ハイデラバード (インド)
3位:ハノイ市 (ベトナム)
4位:デリー (インド)
5位:プネー (インド)
6位:ナイロビ (ケニア)
7位:チェンナイ (インド)
8位:ホーチミン市 (ベトナム)
9位:西安 (中国)
10位:広州 (中国)
参照:Vnfinance、22/01/2019