2017年の輸出額でベトナムが世界27位に
世界貿易機構(WTO)のデータによると、2017年における世界貿易量の伸び率は+4.7%、
貿易額の伸び率は+11%に達し、直近6年間で最高値を記録した。
高成長の要因として、輸出入品の価格上昇が挙げられる。
中でもエネルギー価格が前年比+26%、鉱産物や有色金属が同+24%上昇した。
中東を除く地域で貿易量と貿易額が共に増加した。
具体的には、最も伸び率が高かったのはアジアで、貿易量が+8.1%、貿易額が+13%。
アフリカはそれぞれ+3.1%、+13%、ヨーロッパは+3%、+10%だった。
中東は、貿易量が-2.2%、貿易額が+9.6%だった。
2017年における世界全体の総輸出入額において、中国、米国、ドイツが上位であった。
2017年のベトナムの貿易額は前年比+21.8%であり、2013年以降で最も高い成長率であった為、2017年はベトナムの成功年といえる。
WTOによると、2017年のベトナムの輸入額は世界25位、輸出額は同27位であり、
貿易額は世界全体の総輸出入額の1.2%を占めた。
参考:vneconomy 17/08/2018